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こんにちは!
夏インターンの準備は進んでいるでしょうか?
ES書き始めたけど、ガクチカがこれでいいのかよくわからないなあ…
ガクチカの納得感を上げる方法をお教えしますよ!
ありがとうございます!
どこから突かれても怖くないガクチカを一緒に作りあげましょう!
ガクチカについて前編・後編に分けて解説していきます。
前編はエピソードの深掘りについて詳しくお話します。
- ガクチカの書き方に迷っている人
- 自分のガクチカに納得感がない人
- 人事を唸らせるガクチカを作りたい人
という方は是非読んでみてください!
ガクチカって何?
ガクチカとは、就活のESの項目や面接の時に質問される
「学生時代一番頑張ったこと」の略です。
「特に頑張ったこと」や「こだわったこと」と聞かれる場合もあります。
ES、面接において「ガクチカ」と「志望動機」は特に聞かれる2枚看板と言えます。
就活全体の良し悪しを左右する重要テーマです。
手を抜かずに納得がいくまできちんと作りこみましょう。
エピソードには2軸ある
ガクチカでは、先述したように「学生時代に頑張ったエピソード」を述べる必要があります。
エピソードは「強さ」と「深さ」の2軸に分類できます。
「強いエピソード」とは「エピソードそのものの内容が面接官に好印象が与えるエピソード」という意味です。
例えば「柔道部主将として部員40名を率いて全国大会優勝しました」というエピソードは強いエピソードです。
また、留学系とか帰国子女とかの海外経験、長期インターンで活躍したエピソードも強いです。
普通の大学生活では経験できないようなエピソード=強いエピソードであると言えます。
そして就活生は、この「強さ」が重要と考え、盛ってしまいがちです。
幹事長や部長が大量発生するとはよく言われた話です。
あなたも心当たりがありませんか?
実は、成績やポジション・役職を盛ることに意味はないのです。
ここで重要なのはエピソードの「深さ」です。
「深いエピソード」とは、「学生の思考の深さが分かるエピソード」という意味です。
実は、「深さ」がしっかりと追求できているガクチカの方が評価のポイントが高いのです。
深いエピソードがあると良いガクチカが出来ます。
サスケは体育会系でもなければ帰国子女でもありません。
では、なぜ彼が内定をもらえたのでしょうか。
それは、徹底的にエピソードの深さを突き詰めていったからです。
それほど「深さ」は鍵を握ってきます。
では、どうすれば深いエピソードが作れるのでしょうか?
深いエピソードを作る方法
これから紹介する私のエピソードは模範例としてかなり綺麗に仕上げています。
実際にこのレベルの深いエピソードが作れなくても落ち込まないでください。
深いエピソードは4つのステップを踏んでを作ります。
① 課題の特定
② 課題を深堀り
③ 解決策・アプローチを提示
④ 学びの抽出
今から解説していきます!
課題の特定
例えば、「部員20名のサッカーサークルが万年赤字で、サークル費に毎年2万円の会費を強いていた」というエピソードがあります。
このエピソードの課題は何だと思いますか?思い浮かびましたか?
このエピソードにおける課題は「赤字」です。
このように、「課題が何か特定し、定義する」こと。
これがファーストステップになります。
課題を深堀りせよ
次に特定した課題を「なぜ/Why」と「どうやって/HOW」の2軸と「キーワード」と「数値」の2点を意識しながら分解していきます。
今回は、「赤字」という課題を5レイヤーまで深掘っていきます。
大変ですが、この行為が良いガクチカを作り上げることにつながります。
一緒に考えていきましょう!
ファーストレイヤー
まず、赤字の理由は、「収入」か「コスト」とのどちらかにあると分解します。
この場合「コスト」は先輩方の努力によって最大限削減されており、これ以上削ることができない状況です。
その結果、「収入」が足りないことが原因であるとわかります。
これがファーストレイヤーの作業です。
ポイントは、
赤字を「収入」と「コスト」という2つのキーワードに分解して、どちらがボトルネックなのかを考え、「収入」に改善点があると結論づける。
ここまで考えてファーストステップ完了です。
セカンドレイヤー
次は改善点としてあがった「収入」をさらに深堀ります。
サークルの収入には「サークル年会費」と「OBからの助成金」の2つが存在します。
「サークルの年会費」ついては2万円という一般的なサークル相場よりも高い額をすでに徴収しているため、これ以上の徴収は既存部員の脱退や新入生の勧誘に影響が出る可能性がありそうです。
よって、増やすのであれば「OBからの助成金」しかないと結論づけられます。
これがセカンドレイヤーです。
ここでも収入というキーワードを分解し、「OBからの助成金」というキーワードの特定に至りました。
ここではさらに「2万円」のような具体的な数値まで出てきています。
このように数値も交えて分解できるとエピソードに説得力が増します。ぜひ意識してみてください。
サードレイヤー
ここでは、「OBからの助成金」について深堀っていきます。
OBからの助成金は、約500名いるOBの中で毎年20名×1万円しか入ってこない状況です。
ここに改善の余地があると考え、OBへのアプローチ方法を考えます。
考えたアプローチ方法は、以下の2つです。
① メールか電話でのオンライン個別アプローチ
② 年に1回ある総勢50名のOBが参加する総会でのアプローチ
2つのアイデアを比べた時、
①の方法は費用対効果が悪く、労力を使うため実施は厳しいと判断できます。
②の方法は一度に50人に声かけができることから効率的であると考えられます。
私はこの場合②を採用しました。
ここでは深掘りの中で「メール」、「電話」、「OB会」というキーワードに分解しています。
また、約500名いるOBの中で毎年20名×1万円という具体的な数値が出てきました。
数値にして考えることを忘れず意識していきましょう。
フォースレイヤー
ここではアプローチ方法を深堀っていきます。
OB総会で集まるOBで、年会費を支払ってくれてないOBは40名です。
さらに、そのメンバーに事前ヒアリングを実施した結果、支払わない部員の理由として
①お金が無いことをそもそも知らないため支払っていない
②お金が無いことは知っているが、学生達のサークル活動の本気度が分からないため、お金を払いたくない
という2種類のOBがいることがわかりました。
このレイヤーで深掘る内容はOB総会でどのように徴収するか考えた時に「相手の立場になって考える必要がある」ということです。
そして年会費を払わないOBの属性が2つあることもわかりました。
このように分解しておかないとこれからのアプローチの方法が大きく変わってきます。しっかりと分解をして考えていきましょう。
フィフスレイヤー
最後のレイヤーです。OB部員のアプローチ方法を深堀っていきます。
OB総会当日にプレゼンを実施して年会費を払ってもらうことに決めました。
伝える内容はこの2つです。
① 何にお金を使っているのか詳細を伝える
② 現役部員の今の活動状況を動画で伝える
フォースレイヤーで考えた①の層には、お金をどのように使っているのか詳細を提示し、論理的に説明していく必要があります。
フォースレイヤーで考えた②の層には、「サークルの本気度が伝わらない」ことがボトルネックになっているので、
「本気でサークル活動をしていること」を伝えます。
ここではロジックではなく情熱や人間性に訴えかけるアプローチが良いと考えました。
この2点を盛り込むことで、双方からお金が取れるのではないかという具体的な課題のレベルまで来ることができました。
ここまでがファイブレイヤーです。
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まとめ
今回は、課題の深掘りを具体例を使い解説してきました。
サークルを例に用いましたが、アルバイト、ゼミ、学業、部活などでも基本は変わりません。
この具体例を自分の経験したエピソードに置き換えて考えてみましょう。
ここまでしっかり考えることができていれば、面接官の深掘りに耐えることは容易なはずです。
しっかりとやりきりましょう!
後編では、
① 解決策・アプローチの提示
② エピソードを通じての学びの抽出
についてお話していこうと思います。
後編の記事はこちら!!
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