アクセンチュアからベンチャーへ!20代外資コンサルの転職理由

外コンを辞めた理由アイキャッチ

外資コンサルのアクセンチュア出身で、現在はスタートアップ(株式会社ユースフル)で働く伊藤洸暉さん (以下:コーキ) 。現在はYoutube トプシュー / キャリアの図書館 (転職 | 就活) チャンネルでは「外コン上司」のキャラが大好評。そして2022年8月には株式会社ユースフルの執行役員に就任され、活躍の幅を広げています。

そんなコーキさんにアクセンチュアを退職したきっかけや、ベンチャーへの転職理由を聞きました。

今、「転職しようか悩んでいる・・・」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事はYouTubeトプシュー / キャリアの図書館 (転職 | 就活)チャンネルより、以下の動画を記事にまとめたものです。動画でご覧になりたい方は、こちら↓をクリックしてください。

船越(サスケ)

今回はトップ就活/転職チャンネルを運営するユースフルで共に働いている、コーキの登場です。まずは簡単に自己紹介をお願いします。

伊藤(コーキ)

私は2018年に立教大学を卒業し、新卒でアクセンチュア株式会社にビジネスコンサルタント職として入社しました。最初の1年間はシステム開発に携わり、その後2年間はコンサル系のプロジェクトを経験し、2021年1月にユースフルに転職しました。また、2022年8月からは、ユースフルの執行役員に就任しています。本日はよろしくお願いいたします。

インタビューキャプチャ1
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目次

アクセンチュアで身に付いた3つのスキ

船越(サスケ)

早速だけど、アクセンチュアではどんな仕事を担当していたの?

伊藤(コーキ)

アクセンチュアはITのイメージが強いと言われますが、まさにその通りでした。1年目はシステム開発に携わって実際にSQL(データベースを操作するための言語)を触るなど、エンジニアに近いことをしていました。2年目以降はストラテジー&コンサルティングというコンサル系の案件を扱う部署に移り、そこでは主にITの上流であるプロジェクトマネジメントをやっていました。

船越(サスケ)

そこでは、どんなスキルが身に付いた?

伊藤(コーキ)

身についたスキルは3つあります。1つ目はポータブルスキルです。Excel・PowerPointを使った資料作成などのドキュメンテーションをはじめ、ファシリテーションやロジカルシンキングなど、どんな職場でも活用できるスキル(=ポータブルスキル)が身につきました。2つ目はシステム開発をやっていたので、IT関連の基礎知識ですね。3つ目は大規模案件のマネジメントをやっていたのでプロジェクトマネジメントのスキルです。この3つのスキルは、アクセンチュアで働いていた3年間で、実務で役に立つレベルにまで成長できたと思います。

船越(サスケ)

3つのスキルが挙がったけど、転職活動するうえで、特に役立ったスキル・価値があるなと思ったスキルはどれだろう?

伊藤(コーキ)

どれももちろん価値が高いと感じていますが、最も大きいのはポータブルスキルかなと思います。「コンサルは人よりも3倍成長できる」とよく言われますが、それは、ポータブルスキルが身につくスピードを指していると思います。アクセンチュア時代に上司や先輩に日々指導してもらったおかげで、今の僕は人よりもドキュメンテーションが早かったり、物事の整理が少し早かったりします。これらのスキルはどんな業務でも使えるので、特に役に立っていると思います。

船越(サスケ)

コーキと一緒に働いていて、物事を整理してきちんと進める力に優れているなと感じるんだよね。ゴールがある程度見えていて、しっかり物事をやり抜く力を強く感じるし、それってすごく汎用性が高いよね。市場価値という面でも高く評価されると思う。でも3年でそれだけの力を身に付けるのは結構ハードだと思いますが、当時はやっぱり忙しかった?

伊藤(コーキ)

そうですね。かなり忙しかったなと思います。

船越(サスケ)

どれくらい忙しかった?

伊藤(コーキ)

3年間、本当にずっと忙しかったんですけど、1年目が1番大変でした。15連勤して週4日はタクシーで帰ったり、家に帰れずホテルに泊まったりしていたときもあって・・・なかなか辛かったですね。

船越(サスケ)

なかなか激務だね(笑)

伊藤(コーキ)

あの時は死ぬかと思いましたね(笑)当時はSNSでの情報発信とか、ブログ運営も副業でやっていたので、当時のツイートを見ていただければ分かるのですが、寝る間もなく働いていましたね。

コーキTwitter
当時のツイート。早朝深夜も忙しそう・・・

アクセンチュア社内の転職への意識

船越(サスケ)

市場価値の高いスキルが身につく環境だけど、その裏ではかなりの激務をこなしていたんだね。転職を考え始める時期や周りの雰囲気はどんな感じだった?例えば商社は20代半ばから後半にかけて転職を考え始める層がすごく増えるんだけど、コンサルティング業界とかアクセンチュアはどう?

伊藤(コーキ)

外資コンサルは、転職せずに定年まで勤め上げようという人はまずいないですね。セカンドキャリアを前提に考えている人が非常に多いです。

伊藤(コーキ)

その一方、意外と入社して間もない頃は転職を考えていない人も多いです。激務だったと話しましたが、私がアサインされたプロジェクトは当時社内の中でもトップ3に入るくらい厳しいところだったので、ちょっと他のプロジェクトとは違うところもありました(笑)会社全体としてはすごくホワイトになっていて、年収も良いので転職しようと考える人は3年目くらいまでは少なかったですね。20代後半くらい、入社して5、6年になると転職を考える人が増えてくるかなという印象はあります。

インタビューキャプチャ2
船越(サスケ)

コーキが転職に至った理由はどんなところにあるの?

やりたいことを見つけ、アクセンチュアを退職

伊藤(コーキ)

新卒で入社した当時に目指していた姿に近づくことができたのが理由ですね。もともと私は就活中から事業開発をやりたいという想いを持っていました。しかし、当時はすぐにやりたい事業が見つからなかったので、コンサルなら色々な事業を見て経験できると考え、アクセンチュアに入社しました。事業を自分で推進できるスキルを身につけたいと考えながら働いていたんです。3年間働く中で、やりたい事業も見つけることができたし、十分なスキルも身についたなと思えたので、転職を決意しました。

船越(サスケ)

転職時期としては、元々描いていたスケジュール通りだった?

伊藤(コーキ)

少し早いかもとは思いましたが、3年から5年が一つの区切りになると思っていたので、ある程度は予定通りですね。

船越(サスケ)

転職の背景には、前職にすごく不満があって環境を変えるために転職するパターンと、自分の描いているキャリアプランのうえで時期が来たから転職する、という大きく二つのパターンがあります。コーキは後者のパターンで、アクセンチュアに不満はなかったということ?

伊藤(コーキ)

そうですね。確かに激務で大変だったとは思っていますが、会社が悪いとは全く思っていないですね。

理想の転職のカタチは・・・

船越(サスケ)

コーキの場合は、24歳の時に転職しているよね。一般的には3年目・24歳で転職と聞くと早いなと感じますが、転職時期やタイミングは周りと比べても早かったのでは?

伊藤(コーキ)

そうですね。大学の同期や周りをみても転職している人は多くはなかったので、早い方だとは思いますね。

船越(サスケ)

転職時期は今振り返って適切だったと思う?

伊藤(コーキ)

適切だったと思います。 転職前に副業という形で実際の業務に携わっていたので、働くイメージができている状態で違和感なくスムーズに転職できる感触がありました。

船越(サスケ)

副業でお互いの働き方を理解してから正式に転職したのが、納得の転職となった要因だよね。一般的に日系の大手から転職する人って、転職活動の中で面接のみで決断しなきゃいけないケースが多いと思うんです。だけど本来はちょっと覗いて働いてみて、カルチャーも働き方もお互い知ったうえで転職するのが理想型なんじゃないかなと。

伊藤(コーキ)

そうですね。それができるなら一番双方にとって良いのかなと思います。

船越(サスケ)

でも企業によっては、なかなかそういう感じになっていかないよね。

伊藤(コーキ)

内部的な事情でなかなか難しい企業もあると思いますが、特にベンチャーとかスタートアップの場合はその方が望ましいと思いますね。お互いにとってよい転職になるといいですよね。

船越(サスケ)

今回の話のまとめとして、コーキの転職パターンは、キャリアプランややりたかったことに沿った、割と理想的な転職だったのかなと思います。入社前に副業でお互いの相性を確認してからの転職なので、転職方法としても時代に合った良い流れだと感じました。コーキ、ありがとうございました!

まとめ

今回はアクセンチュアで身についたスキルから、転職の経緯まで、元アクセンチュアのコーキさんにお話を伺いました。

理想の転職をして、現在も活躍するコーキさんのようにコンサルから転職してさらなる挑戦をしたいと思っている方コンサルへの転職に興味が湧いた方には、トプシューの無料転職相談がオススメです!ビジネス経験豊富なキャリアアドバイザーが、キャリアの選択をお手伝いします。

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