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こんにちは!
冬が近づき、そろそろ就活に本腰をいれて考える時期になってきましたね!




今回はの3社の働き方の比較です。元JPモルガンのリョータさんにお越しいただき、
JPモルガンでの働き方を聞いてきました!
めったに聞けない超一流外資系企業で働いている人の働き方はどういったものなのか、
この記事を読んで学んでいきましょう!!
こんな方にオススメ!
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外資系銀行での働き方を知りたい方
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投資銀行での就職を考えている方
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外資系銀行の企業研究を進めたい方
という方は是非読んでみてください!
目次
J.P.モルガンの働き方ってどんな感じ?

今回は元JPモルガンのリョータさんに、JPモルガンでの働き方やどういった仕事に従事していたのかを詳しく聞いてきました。
外銀は高給ですが激務というイメージが持たれがちですよね。
実際はどのような業務を行っているのでしょうか?
J.P.モルガンでの働き方はこんな感じです!!
J.Pモルガンはやっぱり忙しい?
実際、めちゃめちゃ忙しいです。
でも忙しいことには明確な理由があります。
日系の野村證券や大和証券、SMBC日興証券さんとかで証券会社なんで基本的にやっている業務は変わりないのですが、
その野村証券の人が2人や3人でやっている仕事を1人でやると給料って2、3倍になると思います。そういう業務量なので結果的に忙しくなっているのだと思います。
働き方改革前の労働時間は?
これは結構扱っているプロダクトによるんですけれども、
例えば日本株の場合だと、8時45分から15時というマーケットが開いている時間にメインで働きます。
まず、そこに向けた準備の業務があるので、すごい優秀な人であれば8時半に来て15時半に帰ることができるというのは理論上ありえます。
ただ、それが新卒で入った場合には海外のマーケットの分析からレポーティングをしたりするので、
朝6〜7時に来てレポーティングを始めるというスタートもありますし、市場が閉まった後も自分でトレーディングしたり取引処理をちゃんと記録してということをやっていくと、まあ19〜20時になるというのがほとんどですね。
僕がいた部門の場合だと金利とか株もちょっとやっていたので、先物であったり、オプションであったり取り扱っていました。
この場合だと、世界中のマーケットで考えないといけなくて24時間基本的にどこかのマーケット開いてることになります。
日本株であれば9時から15時までなんですが、海外も含めている先物やオプションは先述したように24時間開いているので、
日本時間夕方ぐらいになりロンドンの市場が動き出すと、ロンドンのトレーダーやセールスと話をして今日の日本のマーケット動向を伝えます。
それで21時ぐらいになるとニューヨークのマーケットが開くので、ニューヨークの人に情報の引き継ぎをします。
そして、ニューヨークの人たちの業務が終わるぐらいの時間に会社に来て、ニューヨークの市場の動きについての報告を受けたりするので、
新卒だと朝5時半に出社をして、22時半〜23時ぐらいに帰るみたいな生活が続いていることはありました。
マーケット部門の仕事内容って?

僕はセールストレーダーというポジションをしていました。
主な業務内容としては、
①お客さんから受けた発注というものを場内で執行する役割
②お客さんから商品の要望を伺って商品を作ってプライシングをしてお客さんから注文をもらう役割
という2つの仕事がありました。
お客さんから受けた発注というものを場内で執行する役割
証券会社はバイサイドとセルサイドという分かれ方をしていて、我々はJPモルガン証券はセルサイドと言われる「売り」のいう立場にいます。
一方で運用をしている会社さんがバイサイドとして発注をして、その発注を受けてセルサイドが市場でオーダーを執行をするっていうような役割が主な仕事内容です。
ここはいらない業務なんじゃないかという雰囲気になってきていて、ゴールドマンサックスのニューヨークオフィスはセールストレーディング業務は消えていっていたり、テクノロジーによってこの部分の転換が始まっていたりします。
お客さんから商品の要望を伺って商品を作ってプライシングをしてお客さんから注文をもらう役割
後者の方が面白く、やりがいのある領域だなと思います。
お客さんもウチだけに注文くれるわけではなく、「ゴールドマンサックス」「モルガン・スタンレー」「クレディ」「パリバ」など色々なところに発注かけて一番ベストプライスを出したところに発注するというスタイルで来るので、良いプライスを出せないと発注もらえません。
発注がもらえないということは我々セルサイドは手数料ビジネスなので、注文が入らないとお金が入らないということになります。
とにかく良いプライスを早く出すということがとにかく大事になってきます。
結構プレッシャーもありますよね?
やっぱりコンペになっていて、かつ相場もずっと動いてるので「Pips」というのですが、相場が0.01上がる下がるという違いで、何億とか何千万というお金が変わってしまうのでとにかく緊張感があります。
それでまあ実際僕もやってしまったこともあるのですが、電話がバンバンかかってきたり、ブルームバーグっていうチャットみたいなもので、いくらで取引という話が来たりとかして、普通にミスをしてしまうんですよね。
ですが、1回ミスをすると何千万とか何億っていうものが出てしまう、かつこの金融上の取引でそういったミスは金融庁報告になってしまいます。
メールの誤送信とかも全て金融庁報告になってしまうので、 絶対にミスをしないということはすごい叩き込まれていました。
仕事の魅力はなに?
面白さというよりは、業務の対価がものすごい高い業種ではあるので、これを魅力と考える人にとってはすごく良い職場なのかなと感じます。
やはり入ってくる人たちもお金が好きな人が多いです。
僕もお金が好きというよりかはお金もらえるって事自体が評価だと思ったんで、この部分にすごい憧れて入りました。
一方で、お金のためにどこまでできるのかということで僕は辞めてしまった人間なので、
本当にお金を稼ぐことが自分の人生の中で一番ベストだという方はすごい向いていると思います。
転職される方も多いとは思うのですが、残られている方というのは給与にすごく魅力を感じていることが多いですか?
これは結構難しいことだと思っています。
1回高額な給料もらってしまうと下げることに対してものすごい抵抗が出てきてしまいます。
例えば、22歳で新卒で入って1000万円もらうとすると、23歳やりたいっていうことができたので転職しようとしても他の企業だと半分以下になってしまいます。
こういったこともあり受け入れられなかったりすることが多いです。実際この給与の面で苦しんで逆に辞めれないっていう風になってる同期もいなくはないので、
1回自分の生活水準を上げてしまうっていうことの難しさというのはあるのかなと思います。
プライベートの過ごし方はどんな感じ?
基本的には土日休みです。
ですが、よく日系企業でよくある同期で旅行とかはありません。
そもそも同期が7人ぐらいしかいないっていうこともありかつみんな金曜の夜すごい激しく飲んだりすることはありますが、旅行はまず無いです。
そもそも同期は徐々に仲良くなりますが、新卒で入った時はどちらかというとすごいライバル意識が強いです。
自分の評価というものが違う部署の同期と比べられることも多いので、若干キスギスしてた雰囲気はありました。
あと、プライベートではみんな勉強をしてます。
部署にもよりますが、資格を取らなきゃいけないことが多いです。
有名なので言うと証券アナリストやUSCPAというアメリカの公認会計士の資格を取ったりする人がいます。
僕の部門は結構細かくて、商品先物取扱責任者とか小さい証券系の資格っていうものを取らなきゃいけなく、平日は業務で疲れて元気がないので、土日にまとめて勉強するということが多かったです。
まとめ

J.P.モルガンの働き方はいかがだったでしょうか?
高給ですが、その分日系の証券会社の2、3人分の仕事を1人でしないといけないことがあり、
きちんとした対価をもらっているという部分が大きかったですね。
動画ではより細かいニュアンスまでお話いただいているのでチェックしていただければと思います!!
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