【総合商社】元住友商事社員の内定する面接とは?各商社の特徴は?商社志望必見!

(この記事は3分で読めます)

[st-kaiwa2 r]商社就活って面接で何を見られてるのかわからないなあ。[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]商社の求める人物像って色々言われてて何が本当かわからないよね![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]はい、何を意識したらいいのか……[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]本日は元住友商事の加藤さんに商社就活のことをたくさん深堀して聞いていきたいと思います![/st-kaiwa1]

今回のテーマは住友商事加藤さんが教える、商社就活の面接メソッドです。

加藤さんのお話をサスケが聞いている時の様子をご紹介します。

[st-mybox title=”こんな疑問をお持ちの方!” fontawesome=”fa-question-circle” color=”#f5c51d” bordercolor=”#f5c51d” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”5″ borderradius=”20″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 総合商社に入社したい方

  • 住友商事志望の方

  • 面接戦闘力を上げたい方

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という方は是非読んでみてください!

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目次

加藤さんはなぜ住友商事に入社されたんですか?

まず、総合商社が自分の就活の軸に完全に一致していたので総合商社を志望していたんです。

そして就活を進めていく中で、5大商社の中でも住友商事を志望するようになりました。

これから詳しくお話ししていきます!

加藤さんの就活の軸とは?

①日本に貢献している会社

②自分が活躍できる会社

という2つの軸を持っていました。

1つ目の軸に関して言うと、メーカーも商社も金融もコンサルも、日本に貢献はしていますよね。

なので、2つ目の軸の方が自分的には大きかったですね。

なんでかっていうと自分、すごくおしゃべりなんですよね実は(笑)

おしゃべりなのは、明らかです(笑)

お喋りな人って目立ちたがり屋な人が多くて。プレーヤーになることが好きだったんです。自分で事業を起こしたい、自分で物事を成し遂げたい、それを見て欲しいという憧れが強くて。

サポーターの立場になる金融ではなく、自分はプレーヤーとして事業をつくりたい。

なぜメーカーではないかという意味では、自分が組織のコアバリューになりたかったんです。

自分の強みは、知識や知恵を使って儲かる仕組みを作ることだと思っていて、技術力が競争力になるメーカーではなく、人が競争力になる商社の方が自分が組織のコアになれると思ったんですよね。

自分が組織のコアになって世界で事業を回していければ、会社にも貢献できて日本にも貢献できる、自分は商社だ!と思ったのはこのような理由からです。

っていうのが建前で。(笑)

建前ですか(笑)

これも本音なんですけどね。

他に、「好き」という部分でいうと、

給料がいい、商社マンの方は一緒にいて楽しい方が多い、面白い、モテる。

このような理由も自分が憧れていた部分で、素直にこれも動機でした。

さっき申し上げた2つの軸にプラスして、自分にとって「楽しい」「好き」と思える仕事の環境がある

これが商社の決め手でしたね!

まとめると、私の就活の軸は以下3点です。

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日本に貢献できる

自分が活躍できる

「楽しい」「好き」と思える環境

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5大商社の中でもなぜ住友商事?

三井物産は兄が勤めていてエントリーができませんでした。

また、三菱商事は、自分が就活で唯一落とされた会社ですね。

「内定どこ持ってる?」と面接官に聞かれて「全部受かってます」という話をしたら「商社マンというのはメーカーさんの裏口から入るくらい士農工商の中でも一番下の存在である、謙虚であることは大切なんだ」というお説教を受け、終わりましたね(笑)

他の商社の中で、自分にどこが一番合っているかなあと考えた時に、住友商事が一番自分のことを評価してくれているように感じたので自分の活躍できる環境が得られるのではないかと感じました。

会社が何の事業をしているのか、どんな人が実際いるのかということは正直よくわかりませんでしたが、自分を評価してくれている会社に行った方がいいと私は思います。

住友商事が他の商社に比べて、電話の速度が速かったですし、君なら希望部署に行けるんじゃないかというニュアンスの言葉ももらっていたので、住友商事は自分を評価してくれていると思えたんです。

面接について

当時どのようなエピソードを話していた?

日系の大手の面接の7割の設問はすでに使い古されているものなんですよ。

その質問に対しての100点の回答テンプレを用意していました。

特に「あなたの強みは?」という質問には「人の懐に入る力がある」という話をしていました。

どんなバックグランドがあってもどんな人とでも目の前の人とコミュニケーションをとって信頼関係をつくることができますという話をしていました。

バーでバイトをしていたんですが、周りはフリーターの人ばかりで全然なじめなかったんです。

仕事終わりに飲みに行くって時でも自分だけ誘われなくて(笑)

そこからは意地を張らずに前傾姿勢で積極的にコミュニケーションを取りに行って、「これどうやるんでしたっけ?」って先輩に聞いたり旅行の時にはお土産を買ってきたり。

先輩も人間なので、「あれ?こいついいやつだぞ」と思ってもらえるようになって一ヶ月後にはバイト終わりにバイクの後ろに乗せてもらってガールズバーに連れて行ってもらい、しこたまおごってもらいました。(笑)

このエピソードを「自分の強み」で話していましたね。

 

面接でガールズバートークは印象に残りますね(笑)

 

今のエピソードから抽出される「商社の求める人物像」はなんですか?

商社は、コミュ力×地頭を持つハイブリッドな人材が好きなんです。

履歴書で最低限のインテリジェンスは伝わると思うんです。出身大学や話し方などですね。

あとは、どう能力を補って印象を残すのかという部分です。

100人くらい、留学だったり学生団体の代表だったりの話をするんですよ。でもガールズバーで奢ってもらいましたという話をする人はいないんですよね(笑)

面接官に印象付けるという戦略をとっていました。

面接が終わった後に面接官同士で会議があるじゃないですか、その際に「こいつは慶應アメフト部主将で優秀だ」、あとは誰にしようとなった時に「こいつだ!」となってもらえる印象をコミュ力を通じて残すというところを工夫していました。

東大の経済学部というとお堅いイメージを持たれることが多いんですが、そうじゃなくてガールズバーの話をすることによってこういうところもあるんだよという風に、より面接官に印象を残すという戦略をとっていました。

 

いわゆる「ポジショニング戦略」ですね!

トリッキーな質問はありましたか?

「もし住むならニューヨークとアフリカどっちがいい?」という質問ですね。

この類の質問は、変化球といえば変化球なんですが、実は、変化球なんて存在しないんです。

どういうことですか!?

基本的に、発言、軸、雰囲気に一貫性を持たせることが大切なんです。

どんな質問がきても、面接官に「君ならこの回答するよね、わかるわかる!」というリアクションを取らせること。

理想的な回答=面接官が想定しているような答えを言うこと。

自分が今まで面接の中で話しているストーリーでいうと、絶対僕の答えはアフリカなんです。

強みは人の懐に入る、商社でやりたいことは日本を発展させる、事業を自分で発展させるということなので

ニューヨークよりもアフリカで、バックグランドが違う人たちと人の懐に入って向こうのニーズをつかんだりビジネスの信頼関係をつくって日本の商材が全くなかった地域に日本の商材をドカンと入れていくということをしたい、絶対にアフリカなんです!!!

用意してない回答だけど変化球じゃないっていうのは、自分の本音の答えでもありますし軸に合ったという話もできているということ

とことん面接官に違和感を与えないというところが目標ですね。これは面接官は注意深く見てますよ。

変化球には一貫性。いいポイントが出ました。

変化球を投げる時、その人のパーソナリティを見ているんですね。

変化球を投げられた問いに対し、バッティングフォームを崩さずにバットを振ることができれば、三振でもいい。

とにかくフォームを崩さないこと。

フォームを崩すことがあると、一貫性やロジックが崩れちゃうので、とにかく一貫性を崩さないことが大切です!

「なぜうち?」という質問には何と答えましたか?

 「人」です。

「人」といえばそれ以上の追及の余地がないんですよ。

一番ダメなのは、「御社は〜〜〜という事業をやってて、〜〜〜という考え方をお持ちで」という答え方。

御社の事業や考え方は、向こうの領域なので向こうのほうが詳しいんです。ちょっと知識のズレがあったらまずいですし、方針が変わったらじゃあやめるの?ってなっちゃうんですよ。

それに対して、「人が魅力的」というのは我々の考え方なので否定のしようがないんです。

「〇〇さんと△△さんにお会いして、御社の方が一番魅力的だったんです」と言って逃げるのが商社就活では一番いいんじゃないかなって、当時の私は思っていました。

OB訪問の回数は?

結局理由として言いたいだけなので、面接で言うのに必要十分な数会っておけばいいと思っていました。

五大商社の中で行きたい会社トップ3に各2人訪問し、あとの会社は各1人訪問しておくくらいでいいんじゃないかなと思っていました。

 

 

 

 

面接への臨み方について

当時の面接フローについて教えてください!

2013年卒当時の住友商事の面接は全部で4次面接までありました。

1次面接は、1対1で、ありきたりな質問(ガクチカなど)が多かったですね。

この子大丈夫かな、というところを満たせば次へ上がれるという仕組みですね。

2次面接は、学生4人面接官2人ののグループ面接でした。

住友商事は少し特殊で、3次面接が役員との面接、そして4次面接で人事との一対一に戻りました。

最終面接の望み方は?何が見られていた?

役員面接(3次面接)まではスクリーニングされていますね。

要は、落とされる可能性があって「やっぱこの子は魅力的だ」って思わせるための「良い部分を押し出す」面接の場だと思っています。

なので、自分がこんな魅力的な人材なのかということのアピールに終始していました。

なんで自分がほかの人と違うのかっていうものを、話し方と話している内容を一致させ一貫性を示しながらアピールすることを意識していました。

反対に、人事面接(4次面接)は、い部分を消す」面接の場。他にいい子いないかな、親族は会社の中に本当にいないかなという懸念点を取る面接ですね。

他の企業に行ってしまうのではないか、本当にうちに来るのかということは、役員は気にしていません。気にしているのは人事の方です。

 

 

 

 

まとめ

元住友商事の加藤さんのお話はいかがだったでしょうか?

商社就活で意識すべきポイントは掴めましたか?

また、面接には一貫性が大切だということもよくわかりました。

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