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こんにちは!
秋冬インターンも始まり、そろそろ就活を本格的に考えてきているのではないでしょうか?
秋冬インターンで受ける企業絞りたいけど業界研究進まないよ…
色々な情報が出ていて企業研究って難しいよね!
商社受けたいんですけど、企業ごとの違いがわかりづらくて…
そんな君のために、今回商社3社の働き方を比較してみたから一緒に見ていこう!!
今回は伊藤忠商事・三菱商事・三井物産の3社の働き方の比較です。
元伊藤忠商事で経理をしていたYousefulのおさ、元三菱商事でコーポレート部門を担当していたKAIGO FIRST株式会社CEOのこじゅに加えて、今回は元三井物産で営業として勤務していたのうばのさんをお招きしました!
OB訪問でも聞きづらい実際の商社マンの働き方について根掘り葉掘り聞いたので、
この記事を読んで業界研究レベルをアップさせましょう!!
- 商社の業界・企業研究を進めたい方
- 商社で働くイメージを湧かせたい方
- 商社受けるつもりはないけど気になっている方
という方は是非読んでみてください!
おさの場合:伊藤忠商事
おさは新卒で伊藤忠商事に入社後、「営業経理部」に配属されキャリアを形成していきました。
経理って学生ではなんとなくわかるけどイメージしづらいですよね。
経理の仕事は基本的に決算と言われているものが繁忙期でみなさんがイメージしやすいかなと思うので、繁忙期の1日の話をしようと思います。
繁忙期の伊藤忠経理の1日はこんな感じ!!
残業は夜じゃなくて朝に!?朝食はファミリーマートの商品がタダで!!
決算は四半期決算という形をとっており、基本的には1月・4月・7月・10月が経理にとっては繁忙期になります。
伊藤忠は朝残業っていうルールなので繁忙期で仕事が残っているときには、
5時半〜6時に起きて、だいたい7時前に会社に着きます。
朝食は伊藤忠商事のグループ会社であるファミリーマートの商品がバラエティ豊富に無料で用意されており、自由に取ることができます。
そうして朝食を選んだ後は、食べながらパソコンを開いて帳簿を全て確認します。
確認する帳簿は数千単位!!これが経理の仕事!!
私は当時自動車の輸出を担当していたのですが、数千単位の帳簿がありました。
まず、数千単位の帳簿を全て目視でチェックしていきます。
慣れてくるとだいたい20~30分とかで確認できるようになるので、その間に営業に対する質問を考えておきます。
その質問考えるたら営業の方が出社するタイミングまでに全部メールで送っておきます。
どういった質問を考えるの?
営業の方々が間違えている可能性がある計上を一つ一つ指摘していきます。
例えば、1万円の売上高だったのに間違えて1億円と打っているとエラーが出てしまいます。
そのようなエラーが起きると業務に支障をきたすので、営業サイドの事務職の方と対面や電話越しで話しながら、1日かけて修正していきます。
ですが、決算とはいえ営業の方々が別の案件持ってくることはたくさんあるので、ちょくちょく会議が間にいっぱい入ってきたりします。
経理としての仕事はもちろんデスクワークが基本ですが、会議室に一緒に行って案件受けることも結構をやっていたりしました。
そして、伊藤忠は8時退社が基本なので必ず退社します。
10時まで残るのは申請が必要で、10時以降はは100%残れません。
羽野さんの場合:三井物産
宇羽野さんは東北大学卒業後新卒で三井物産に入社。
三井物産では営業として食品原料部隊でキャリアを形成していきました。
商社マンの人気部署、営業の働き方はいかなるものなのか紹介していきます!
三井物産の営業の1日はこんな感じ!!
営業として怖いミスの瞬間は?
僕も1日の最初はメールチェックから始まります。
自分が扱っている商品に関するお客さんからのメールが溜まっているので目を通していきます。
僕は茶葉担当だったんで茶葉の値動きを確認して、扱っている商品が流れてそれがきちんと届いているか届いていないか、どこで止まっているのかということをいうのを頭で把握しておきます。
休みの日も翌週にはこのメールが届いてないとヤバイみたいなメールがある場合に、それが届いてない時は真っ青になります。
一応休日でも携帯はあるんでチェックできるんですけど、問題も起こった時その都度クライアントさんに報告しないといけないので、いつに何がどう起きてっていって、問題解決ができなかった場合どうなっているのかを考えておかないといけません。
問題が結局ダメだった場合別のサプライヤーから引っ張ってくることをしないといけないので大変なことになってしまいます。
常々その戦いだったことが頭に残っています。
関係先のお客さん何社ぐらいいらっしゃったんですか?
僕の場合は様々関係会社がいたのですが、基本的には三井農林というグループ会社が基本的にお客さんを見る感じなので、この会社がやりとりをしてくれます。
それでも情報収集はしなきゃいけないので、関係会社管理や対クライアントさんに対してどういうやりとりをしているのかを見ています。
基本的にはデスクでメール見たりやってらっしゃると思うんですけど、外に行く営業というのはあんまりなかったの?
営業は関係会社に出るという感じでした。
関係会社の人たちが常々色んな茶葉の製品を持ってる会社とやりとりしているので、
その情報聞きに行ったり、どうなっているのか、もっとこう売っていきましょうみたいな話をしていました。
夜何時ぐらいまで働いていました?
僕は結構遅めまで働いていました。
今は働き方改革など色んなことがあったのでからどうなっているのかわからないんですけど、僕は結構遅めまで働いていましたね。
12時には一回退社していましたけどね(笑)
飲み会はないんですか?営業は飲み会が多いイメージなんですけど。
僕が働いていた時代は飲み会は多いわけではなかったです。
社外の方との接待のような飲み会というよりは、あるとしても先輩方色々な部署の社内の飲み会の方が多かったですね。
1日の使い方の基本はデスクワークが多かったということ?
基本的にはデスクワークが多かったです。
ですが、例えばサプライヤーの現地を見に行ったり、お客さんからもらった要望を実際に実現するために、海外にある現地のそのいわゆる開発会社に行くことはありました。
これが僕の場合すごい遠いんですよ。
茶葉なのでスリランカに行って、現地からまた8時間揺られるみたいなこともありました。
道無き道を行くので本当にすごかったです。
こじゅの場合:三菱商事
こじゅは早稲田大学卒業後、新卒で三菱商事に入社。
三菱商事ではコーポレート部門であるIT企画部に配属され、社内ITインフラ業務に従事してきました。
商社のコーポレートはどのような業務なのか見ていきましょう!
商社のコーポレートって何するの?
僕の場合いわゆるコーポレートのITの部署で、商社は基本的に売る側の立場だと思いますが、
このシステム導入します、このセキュリティソフト買いますといった社内環境整備のために相手側から商品を買う仕事をしていました。
ですので、基本的には社内にいて、メールでやりとりすることが多いです。
ITの担当なので特性上流れが速い分野ではあるので、日々の情報収集は大事なこともあって外部のカンファレンスに行くということで外に出る機会はありましたが基本的には社内にいてメールチェックしたり、お客さんと商談をしたり、稟義書を書いて、上司に報告するという仕事をしていました。
そして、何かシステムやソフト買った後は社員に使ってもらわないといけないので、営業の人たちのところに行って宣伝するといった感じでした。
繁忙期はどんな感じだったの?
プロジェクトベースなので、例えば社内のPCを全部入れ替えますという時はすごく忙しくなります。
ですが、僕らの場合はその仕事も社員がやるというより、ITコンサルみたい人を呼んできて十数人のチームを作って、その方達にやってもらう形が基本です。
なので、プロジェクトマネージャー的な立場で仕事をしていました。
ということもあり、正直あんまり社員は忙しくならなくて、コンサルの人たちが朝から夜までやってくれるみたいな感じでした。
ずっといるなら良い部署だと思いますが、成長したいならどうなんだろうっていうのはありました。
まとめ
商社マンの働き方はいかがだったでしょうか?
見てわかる通りそれぞれやっている仕事内容とか全然違いますし、配属された部署で全然過ごし方も変わってきますよね。
そのカルチャーというかその組織に合うような形で自分の今後のライフスタイルが決まっていくので、
チェックしていただけたらなという思います。
うばのさんには、「商社マンに英語は必要か?」というテーマでもお話を聞いています!
商社といえば、海外の事業ということで、英語と切っても切れない関係にあると言えます。
実際に営業として、海外に何度も訪れていたうばのさんから見て、商社に英語はどれだけ必要なのか語っていただいているので、ご覧ください!
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