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就職難易度が総合商社と並び最高峰とされる、デベロッパーの就活を徹底解説していきます!
企業としては、三井不動産/三菱地所/住友不動産/野村不動産/東急不動産/東京建物/森ビル
などが挙げられます。
デベロッパー業界に行きたい!
デベロッパーは倍率が高くて難しいよね。
少ない枠に入れるように、しっかり対策をしたいです!!
今日はデベロッパー内定の極意についてみていこう!!
今回は三井不動産の内定をもらっていたサスケが
デベロッパー内定の極意について話していた時の様子をご紹介します!
デベロッパー業界を志望している方
デベロッパーの業界研究をしたい方
という方は是非読んでみてください!
デベロッパー内定の極意
デベロッパー内定の極意は3つあります。
①インターンの優遇ルートを理解せよ
②デベロッパーの特殊性を理解せよ
③デベロッパーの内定を取れる人取れない人を理解せよ
これから詳しく説明していきいます!
インターンの優遇ルートを理解せよ
倍率は高く難しいですがこのルートに乗れるとかなり有利になります。
実際に21卒でも大手デベロッパーで優遇ルートから内定が出ているので軽視はできません。
正確な数字ではなくあくまでも体感値ですが、内定者の3割くらいがインターンからの優遇ルートだと予想されるのでその割合は少なくないと言えます。
インターンの突破の仕方は他業界と変わりません。
「サマーインターン攻略法」「早期内定の極意」の動画を参考にしてみてください。
デベロッパーの特殊性を理解せよ
デベロッパーはかなり業界研究が必要な業界です。
各社が抱えている物件が違うので、各社によって物件対策が必要です。
ここの対策をしっかり練らないと落ちてしまいます。
志望度の高い学生はメジャー物件だけでなくマイナー物件まで調べましょう。
三井不動産であればららぽーと、柏の葉スマートシティ、宮下公園だけでなく、もっとマイナーなものまで調べておく必要があります。
そうすれば、面接で突っ込まれた時や志望度をアピールする時に、かなり会社への愛情をアピールできます。
物件見学の時に気をつけるべきポイントは後ほど解説します。
デベロッパーの内定を取る人と取れない人を理解せよ
必要な能力面では他の業界と変わりません。
地頭の良さ、頭の回転の速さ、コミュニケーション能力、ロジカルさ、熱意などはベースとして必要です。
その上で内定に必要不可欠なのは、デベロッパーへの愛情です。
デベロッパーは単なる不動産ではありません。
テナント誘致だったり土地を借りたりなど、総合開発の全ての手綱を握っているのがデベロッパーです。
デベロッパーは建物だけを扱うという観点を持っている人は内定がほぼ取れません。
例えば総合商社であれば、各社の違いが分かりにくく、人で差別化することが多いですが、
デベロッパーは業界への愛情がないと、人だけでは内定が取れません。
志望動機の作り込みが甘いと内定はとれないので、人・モノ・空間に愛情を持って業界研究・企業研究をする必要があります。
また各社で開発しているエリアやポリシーが異なり、棲み分けがはっきりしているのもデベロッパーの特徴です。
業界研究だけではなく、企業研究がより重要になってくると言えます。
総合商社の場合、業界をまるっと対策してあとは人で差別化すれば良いですが、デベロッパーは各社ごとに個別で研究する根気が必要です。
物件見学のポイント
7つのポイントを3つのレベルに分けて紹介します。
【初級編】デベロッパー必須知識
①人の層と表情をおさえる
②どういうテナントが入っているか把握する
【中級編】志望度が高い学生はここまでやる必要あり
③公共空間の有無と充実度
④細部の空間までこだわっているか
【応用編】ここまでマスターすれば上級者
⑤テナント誘致の仮説立て
⑥どういう考えで物件を開発したのか
⑦オリジナルの改善ポイントを考える
初級編 ディベロッパー必須知識
①人の層と表情をおさえる
何歳くらいの人がいるのか、男女比はどれくらいか、家族はいるのかなどを見ましょう。
そこにいた人の表情や感情を読み取り、情に訴えかけることで会社への愛情や志望度をアピールすることができます。
②どういうテナントが入っているか把握する
誘致するテナントの裏には各社の考えが隠れています。
ここを分析することで企業研究へと繋げることができます。
中級編 志望度が高い学生はここまでやる必要あり
③公共空間の有無と充実度
デベロッパーは建物を建てるだけでなく、空間を提供しています。
公共空間の充実度で人と人の触れ合いをどれだけ大切にしているかがわかります。
商業施設をみるときはこういう視点まで持てるといいでしょう。
④細部の空間までこだわっているか
これはトイレの快適さやエスカレーターから見える景色などのことです。
物件の感想を言う時に人間性をアピールできます。
エスカレーターであれば、「エスカレーターから見える景色がとても綺麗で、移動のところでもしっかりと体験を提供している。一分一秒も逃さずにしっかりと楽しんでもらえるような工夫がされていると感じた。」のようなことが言えます。
細部までしっかり見て設計のこだわりを感じられるとアピールすることができます。
応用編 ここまでマスターすれば上級者
⑤テナント誘致の仮説立て
物件見学の上級者は初級編のテナントの把握のもう一歩先までいきましょう。
テナント誘致の仮説を立て、どんな想いでそのテナントを誘致しているのかを考えることでより深い企業研究になります。
OB訪問などでその仮説をぶつけてみるのもいいと思います。
⑥どういう考えで物件を開発したのか
近年の開発は建物だけではなく、エリアを巻き込んだ街一帯での開発が主流です。
どういった経緯で建てたのか、歴史的背景、経済的要因など色々なポイントを見てみましょう。
⑦オリジナルの改善ポイントを考える
建物はとても長い時間をかけてつくります。
建設中の振り戻しはきかないし、失敗しても戻れないことが多いです。
ですのでやり直しが効きにくいが故の設計上のミスなど改善の余地があることもあります。
そういう部分に敏感に気付けて、改善のアイデアが浮かぶ学生は当然デベロッパーからしたら欲しがられます。
これは特に最終面接で重要になってくるアピールポイントだと言えます。
まとめ
デベロッパー内定の極意についてお伝えしてきました。
デベロッパーはとても倍率が高く、どんなに愛情を持っていても枠からはみ出してしまうことがあります。
同時並行でデベロッパー以外にも愛せる業界を見つけておくことが大切です。
デベロッパーを志望している学生はポイントを意識しながら対策を進めましょう!
各デベロッパーの選考フローについては「ワンキャリア」を参照すると確認することが出来ます。
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